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第14回三河湾チャリティー100km歩け歩け大会 感想文。

第14回三河湾チャリティー100km歩け歩け大会


                2009年10月24日〜29日
                ゼッケン87 大阪 道端俊彦



今年は、三河湾チャリティー100km歩け歩け大会に参加させて頂いて、
5年目になりました。


最初の年は、一人で参加し一人で100kmゴールを目指しました。
2年目は、私の次男が中学2年生で参加し、多くの人に支えられてのゴールでした。
3年目は、仲間と一緒に歩き、一緒にゴールでき感動を共有しました。
4年目は、サポートとして支えることの喜びと「ありがとう」の言葉の意味を知りました。
そして、5年目の今年は結婚21年連れ添ってくれた妻と歩き、
以前、皆様のおかげで完歩できた次男(高校2年)と長男(高校3年)がスタッフとして、
大会をサポートさせて頂くという大会でした。


大会当日、天気予報をは曇り。


5年間大会に参加させて頂いて、晴れの日は一度もなく、
一番ひどい時は、台風でした。


そんなことを経験している私には、
なんとなく雨が降る予感がしていました。
(ちなみに私は、雨男です。)


スタートからして、第1チェックポイント29km地点までは
秋の風も心地よく、とても歩きやすく、
妻も軽快な感じで、100km歩け歩け大会を楽しんでいるようでした。


特に第1チェックポイント29km地点には、
長男と次男が、サポートスタッフとして大会のお手伝いをしていましたので
顔色もとっても良かったです。


しかし、ラグーナの第2チェックポイント39km地点、
第3チェックポイント49km地点と距離が増えるにつれ、
普段より膝に不安がある彼女は、かなり辛そうにみました。


そして、やっぱり雨の大会を象徴するように、
50kmを過ぎて厳しい雨が、レインコートで着ても疲れてきた身体を冷やしました。


雨の中、第4チェックポイント60kmを過ぎ、
夜になり気温も下がり、気力も体力もかなりつらい時に、
次男からのメール、長男からの電話で、
自分たちの担当のサポートが終わって、
第5チェックポイント68km地点で
サポートのお手伝いをしていることを知りました。


歩いてる私の右後ろ45度で、足の痛みに無口になっている妻に
少し笑顔が戻った気がしました。


第5チェックポイント68km地点に私が到着したとき、
長男と次男が歩いて疲れている方のマッサージを懸命にしていました。


第1チェックポイント29km地点では、戸惑いながらサポートしていましたが、
少し慣れてきたのか、歩いて疲れている方ともお話をしながら、
マッサージをしていました。
そして、次男が妻をマッサージをしていました。
いつも家では、迷惑をかける長男と次男の二人ですが、
少し成長した姿を見ることが出来ました。


サポートの方、長男、次男に元気をもらった私たち二人は、
次の第6チェックポイント82km地点を目指しました。
この区間は、往路を戻るコースです。
往路に一度通って自分の記憶にあるだけに、
距離が実際より長く感じました。


さらに夜中になると気温も下がり、気力もどんどん落ちていき、
第6チェックポイント82km地点をなんとが通過しましたが、
まだまだゴールは遠く感じられました。


そんな時、暗い真っ暗の夜道を妻と二人で歩き、
結婚して21年間のいろんなことを想い出しました。
子供が生まれた時のこと、入園式、運動会、サッカー
旅行、いろんな楽しい想い出が浮かびました。


楽しいことを考えていると良いことがあると言いますが、
復路の休憩所で地元のスギ製菓さんから、
暖かいお汁粉頂き、さらに念入りにマッサージをして頂きました。
一晩中コンビニで食事や飲み物をとっていた私たちを、
体の芯まで温かくして頂きました。


あと残り15km、応援してくれた方の想い、
残念ながらリタイアした方の分も頑張る!
そんな想いを感じ私たちはゆっくりですが、ゴールへ向かいました。


しかし、もうサポートの方のマッサージなしでは、
妻が歩けないくらい足の痛みに耐えていました。
何度も何度も歩道にしゃがみ、休憩することが増えました。
でも幸いなことに第7チェックポイント92km地点には、
第5チェックポイントでマッサージを終えた
長男、次男と一緒にサポートしてくれていた仲間達が私たちに最後の勇気をくれました。


「ここであきらめたら、もったいないよ!」と子供から。
「子供達もメッチャ頑張って、サポートしていたよ」と一緒にサポートしてくれた仲間から。


みなさんの応援と勇気を頂いて、
最終チェックポイントまでたどり着いた私は安堵感からか、
マッサージをして頂いた私は、不覚にも一瞬眠りに落ちていました。


そして、最後のゴールまでの海沿いのビクトリーロードを妻と一緒に歩きました。


普段は、面と向かって感謝の言葉を言えないけど、
心からありがとうを言えた気がします。


ゴール手前、なんども子供たちから、
応援の電話とメールが届きました。


「今どこなん?」
「あとどれくらいでつく?」


そして、長男、次男はゴールから2kmも歩いて
私たちを迎えに来てくれました。


ゴールに近づくに連れて
いろんな人の顔が頭に浮かびました。


大会のスタッフの方、サポートスタッフの方、
一緒にゴールを目指した仲間、私が留守のとき頑張ってくれたスタッフ、
私を元気に生んでくれた両親、親戚。
今回は参加できなかった長女、一晩中マッサージをしていた長男、
妻を支えてくれた次男。
そして、21年間私の右後ろ45度でいつも勇気をくれた妻。


「私のゴールは、私だけのゴールではなく、みんなのゴール。」


一人ひとりのそれぞれゴールがあり、あきらめない限りきっとそれは叶う。
黄金律「他人にしてもらいたいと思うような行為をしなさい」が大切なんだと
今回の大会を通じて、心から感じ学びました。


 「100km大会には、人生で大切なものが詰まっている」


この大会を通じて、学んだことを日々実践していきます。


最後になりましたが、
七福醸造株式会社様に、本当に心より感謝申し上げます。 
そして、すべての方に感謝を申し上げます。