100km歩こうよ♪大会 in 摩周・屈斜路
100km歩こうよ♪大会 in 摩周・屈斜路
100km歩こうよ♪大会 in 摩周・屈斜路は、私にとって特別な大会でした。
私の今回の課題は、あきらめないことでした。
日常の生活では、ついついこの辺でいいかなとか、
ほどほどそこそこで、満足していたり、
そんなことって、ありませんか!?
人との関わり、仕事、家族、趣味
皆さんは、どうですか。
私もその一人です。
たくさんのことをほどほど、そこそこにしてきた気がします。
でも、この100km歩こうよ♪大会 in 摩周・屈斜路をきっかけに
自分を変えるんだと決心して臨みました。
100km歩こうよ♪大会 in 摩周・屈斜路の距離は、
半端ではありません。
一日歩くことで、体は全身ボロボロになります。
今回の100km歩こうよ♪大会の私の役割は、
1人でも多くの人をゴールまでサポートする役目でした。
100km歩こうよ♪大会スタートは、AM8時30分。
88名の参加者の顔には、期待と不安が見られました。
10km、20km、30kmと参加者は、順調に通過していきました。
しかし、第4チェックポイントの36km地点では、
かなりの方が、マッサージしないと歩けないような状態でした。
昨年、長男(現在高校3年生)と一緒に歩いた私には、
この先のコースがまだまだ長く辛いことを知っていました。
なんとか多くの方をゴールまでサポートして欲しいと想い、
マッサージを続けました。
マッサージで腕も疲労しましたが
なんとか第4チェックポイントのサポート作業も終了し、
歩く方が一番足への負担がある摩周湖の下りの
第8チェックポイントのサポートに向かいました。
第8チェックポイントのサポート時間は、夜中の7時間です。
夜19時からテント設営し、翌日の朝5時撤収するまでのサポート。
夜12時から、続々とチェックポイントに入ってくる人は、
もう杖なしでは歩けない状態です。
歩いている方の気力も限界。
でもひとりでも多くの人をゴールさせるんだ!
絶対、あきらめない!
私は、心に決めていました。
気がつけば、サポート終了時間の朝5時でした。
私の体は、あちこち筋肉痛になっていましたが、
心地よい満足感で満たされてしました。
サポートが終了し、ゴール地点のふるさと館に戻ったのは、
大会終了の朝8時でした。
そこには、すでにゴールしたたくさんの方がいらっしゃいました。
そして夜中、マッサージした多くの方から、
多くのありがとうの言葉を頂きました。
私の周りには、笑顔とありがとうが溢れていました。
気がつけば、私の頬には涙がつたっていました。
人は、一人では生きていけない。
人への優しさが力になること。
あきらめないこと、それは勇気なんだと...。
多くの気づきを頂いた
大会を主催された北国の贈り物様、加藤水産様
地元の方に心から御礼申し上げます。